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■紫外線のダメージで、コラーゲンが減少 紫外線が増える夏はシワやシミが増える、つまり皮膚の老化が気になる季節です。紫外線を浴びると表皮や真皮に活性酸素が発生し、真皮を主に構成するコラーゲンが減少してシワになってしまいます。 紫外線による肌の老化対策のために、まずコラーゲンとは何かを知っておきましょう。 ■コラーゲンを食べれば肌のコラーゲンになる? コラーゲンは、これまでタンパク質と同様に、体内に入ると消化酵素ですべてアミノ酸に分解されると考えられていました。ですから、コラーゲンを食べても、コラーゲンの材料を摂っただけで、張りが欲しいと思っている顔の肌のコラーゲンになるかはわからないのです。 しかし近年研究が進んできて、コラーゲンは一般的なタンパク質と異なり、一部はアミノ酸に分解もされますが、コラーゲンペプチドの形でも血液中に吸収されることがわかってきました。 このコラーゲンペプチドは線維芽細胞や軟骨細胞にシグナルを送り、それらの細胞を活性化させ、ヒアルロン酸やセラミド合成のスイッチを押して、皮膚の弾性や水分量の改善に有効なのではないかという研究報告も出てきています。 ...