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ぜい肉などまったくない引き締まった男性や女性の写真を見ると、自分もスリムにならなければ、という気持ちになるかもしれません。 でも心理学的に見ると、こうした「お手本となる理想のボディ」をエクササイズのモチベーションにすることは、プラスよりもマイナスの効果のほうが大きいのだそうです。以下にその理由を説明しましょう。 科学的根拠に基づくトレーニングサイト「Shredded by Science」と「Elite Fitness Mentoring」を運営する、フィットネスインストラクターで著作もあるLawrence Judd氏によると、モチベーションには2つの種類があるのだそうです。 1つはそれ自体を目的とする内在的モチベーション(「楽しいし、もっと速くなりたいからランニングをする」というケース)、もう1つはほかに目的がある外在的モチベーション(「10ポンド(約4.5キロ)痩せたいので走ろう」といったもの)です。Judd氏の説明を聞いてみましょう: 内在的と外在的なモチベーションを、ジェット機の飛行にたとえてみましょう。 ...