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ジメジメと湿気がうっとうしいこの季節。梅雨が明けても一般的には、食欲が衰える夏バテシーズンとされている。だがしかーし! いや、だからこーそ!! スタミナをつけるため、いつもよりガッツリ食べるべき時期でもある。 ただ、「暑い時こそ熱いものを!」 とか言われても、正直スムーズに喉を通りにくい。夏はやっぱり冷たい食べ物が食べたいのだ。今回はそんな「スルスル入って・ガッツリいけて・スタミナがつく」3カ条を満たした、『二郎系 冷やしまぜそば』をご紹介したい。 ・二郎系インスパイアの大人気店 二郎系の「冷やしまぜそば」を食べさせてくれるのは、東京都文京区に店を構える『用心棒 本号』である。いわゆる “二郎系インスパイア” のお店で、商業施設が多い地域ではないにもかかわらず、連日長い行列が出来ている大人気店だ。 普段は、マシマシ系のラーメンやまぜそばを提供しているのだが、この時期だけ販売されるのが「冷やしまぜそば」。ガッツリながらスルスル入っていく、夏バテ予防にはうってつけの一品で、体力勝負の男、いや漢(おとこ)ならば必食の一杯といえる。 ・天高くそびえる一杯 筆者は開店直後の平日11時過ぎにお店に伺ったのだが、店は半数以上の席が埋まっていた(帰るときには満席)。ラーメンやまぜそばを注文するお客さんが多かったものの、3割ほどは「冷やしまぜそば」を注文していた。 かつて、“バキューム”との異名で呼ばれて……はいないが、食欲に自信がある筆者は、麺300グラムで肉追加、野菜・にんにく・ガリマヨ増しをオーダーした。待つこと10分ほどでやってきた「冷やしまぜそば」は、マジでうず高い! 単なる天空のヌードルやで!! ・食べてみると…… 正直に言うと、二郎系は過去3回ほどしか食べたことがない筆者は、とにかく野菜から食べ進める。スープと野菜の組み合わせはもちろんのこと、揚げ玉がいい仕事してる! ようやくたどり着いたガッツリ極太平打ち麺も、ワシワシと食べごたえ十分!! ウマいね! チャーシューもボリューム抜群で、トッピングのガリマヨと、多めにかかった黒コショウがいいアクセントになっている。お腹はハチ切れそうになったものの、最後まで美味しく食べられるよう、考えて作られていることがよく伝わってきた……やりよる! まさに、「これぞ漢の冷やし麺!」 と言うべきボリュームとウマさ、そして荒々しさを兼ね備えた一杯であった。世の男どもよ……「最近疲れちゃってー」とか「だるいー」とか言う前に、「用心棒 本号」の『冷やしまぜそば』を喰らうべし! 話はそれからだ!! ・今回ご紹介した飲食店の詳細データ 店名 用心棒 本号 住所 東京都文京区向丘1-20-6 ファミール本郷 1F 時間 昼11:00~14:45 / 夜17:00~22:30 休日 無休 Report:P.K.サンジュン Photo:RocketNews24.