【ニューヨーク時事】米調査会社JDパワー・アンド・アソシエーツが17日発表した2015年版のブランド別の新車品質ランキングで、日本勢が大きく順位を落とした一方、韓国勢が躍進した。日本ブランドでは日産自動車の「インフィニティ」の5位が最高、昨年3位だったトヨタ自動車の「レクサス」は9位に沈み、「トヨタ」と同順位だった。 調査は15年型車を購入・リースした約8万4000人を対象に実施。乗り始めてから90日以内に発生した不具合の数を調べ、100台当たりの件数が少ない順にランク付けした。日本勢の平均は米国勢と同じ114件で、全体の平均(112件)より多かった。 韓国勢は「起亜」が昨年の6位から2位に急浮上し、「現代」は4位を維持した。他の日本ブランドは「ホンダ」が14位、「日産」が20位、「マツダ」が23位など。首位は3年連続で独高級車「ポルシェ」、3位は英高級車「ジャガー」だった。
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