テニスのウィンブルドン選手権第5日は3日、女子複2回戦などが行われ、クルム伊達公子(44)=エステティックTBC、フランチェスカ・スキアボーネ(35)=イタリア=組が、第1シードのマルチナ・ヒンギス(34)=スイス、サニア・ミルザ(28)=インド=組に0-6、1-6のストレート負けを喫した。 試合は相手ペアの一方的な展開。強風も舞い、第2セットの第4ゲームをキープするのが精いっぱいだった。 クルム伊達とヒンギスの顔合わせは、単ではクルム伊達の引退試合となった1996年のチャンピオンシップス・チェイス選手権以来19年ぶり。「彼女(ヒンギス)は技術がある」とたぐいまれなセンスが健在であることを明かした。 クルム伊達公子の話「すべて悪い方向になってしまったのは残念。風があってかみ合わなかった。本来なら自分のスピードを生かしたいところがうまく抑え込まれた。体は元気になって楽しい。もっとやりたい気持ちが出ている」
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