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大泉洋、安田顕、戸次重幸、音尾琢真とキー局のドラマや映画に引っ張りだこの彼らは、北海道で結成された劇団TEAM NACSのメンバー。全国公演のチケットは常に即完売するバケモノ的な人気を誇る同劇団のリーダーが森崎博之だ。全国区の人気を誇る4人とは異なり、キー局の番組などでその姿を見かけることが少ない森崎は、今でもひとり北海道に残り、メンバーがいつでも帰ってこられるように地元を守っている。 ◆リーダーとしてTEAM NACSを立ち上げ、復活させた 北海道を拠点に活動する森崎は、ほかのメンバーと違い、同劇団ファンを除くと全国区の人気ではないかもしれない。しかし、彼がいなかったら、現在の大泉らTEAM NACSメンバーの活躍はないと言っても過言ではないだろう。なぜなら、1996年に出演予定だった舞台が延期になり、その代わりとしてTEAM NACSを立ち上げ、最初で最後の公演を企画したのが森崎ならば、就職を機に一時は解散となったTEAM NACSを再び復活させたのも森崎だったからだ。 メンバーのなかでもとくに北海道にこだわる森崎だが、以前はほかのメンバー同様、『おかしなふたり』(フジテレビ系/2006年)や『受験の神様』(日本テレビ系/2007年)など、東京でも俳優として活動もしていた。しかし、2008年に、北海道で『森崎博之のあぐり王国北海道』(HBC)がスタートすると、自分は北海道に残り、メンバーとは違う形で仕事をすることで、チームの幅も広がるのでは……と考えるようになったという。今では、北海道フードマイスター、ごはんソムリエなどの資格も取得し、食に関する講演会活動も行っている。 ...