【ロンドン＝内藤泰朗】第二次大戦中、日本軍の捕虜となり、生と死の境で重労働を強いられた元英兵が２２日、“敵”の旧日本軍兵士を英国に招き、ロンドン中心部で日英の和解の夕べを開いた。「憎しみからは何も生まれない」。そう語る英国の老兵は、戦後７０年の今年、旧日本軍の老兵と固い握手を交わした。 ロンドンの軍人専用クラブには２２日夕、招待した英退役軍人のハロルド・アチャリーさん（９６）ら退役軍人やその家族、友人ら数十人が集まった。...
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