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今、日本で誕生したラーメンが世界を席巻し、フランス、イギリス、アメリカ、オーストラリアなど、世界各国でラーメンがブームとなっています。2014年、リクルートが日本に訪れた外国人に行ったアンケート「実際に食べた日本食で美味しかったもの」で、ラーメンは堂々の1位(32%)に挙げられ、2位の刺身(22%)に10%の差をつけました。今、世界で最も注目を集めている日本食は「ラーメン」と言っても過言ではありません。そして各国の気候・食文化と融合した「世界のご当地ラーメン」が各地で誕生しつつあり、ラーメンはまさに日本食から世界食へと進化し続けています。そんな中、新横浜ラーメン博物館では2013年4月より、海外で独自に誕生し、地元で支持を得ているラーメン店を逆輸入するという試みを行い、これまでアメリカ、ドイツのラーメン店が出店しました。5月29日(金)から登場する新店は、同じ麺文化でもあるパスタ王国イタリア・ミラノに本店を構える「CASA LUCA」。もちろん日本初上陸です! 店主ルカ・カタルファモ(Luca Catalfamo)さんは、イタリア・ミラノ生まれ。世界各国で料理の修業をしていた頃、ニューヨーク「一風堂」でラーメンと出会い衝撃を受けました。その後、ロンドンのうどん店でダシの勉強をし、ラーメン店を開業することを決意。そして日本に渡り1ヶ月間、毎日3食以上のラーメンを食べ続け、自分が作りたいラーメンのイメージを固め2013年9月、ミラノに「CASA RAMEN」をオープン。一切の宣伝もなく口コミだけで人気店となり、今ではお店がオープンする30分前から人が並び始める程の人気となりました。現在、ルカさんはミラノの料理学校で年に数回、講師としてラーメンを教えています。ラーメンの教室は立ち見が出るほど人気で、ミラネーゼのラーメンに対する関心も徐々に高まってきています。ルカさんが作るとんこつラーメンは、日本のとんこつラーメンをベースにイタリア料理の技法が反映されている、言わば「ミラノとんこつラーメン」です。スープは豚骨を100%使用し20時間かけて作り上げます。タレは2種類の醤油に和だしを加え、香味野菜をオリーブオイルでグリルしたものを漬け込みます。臭みがなくクリーミーな味わいが愉しめます。麺にはパスタ用デュラムセモリナ粉とイタリアパンに使用される小麦粉をブレンド。程よいモチモチ感と歯切れの良さが特長の中細ストレート麺です。チャーシューは豚バラ肉にイタリア産岩塩を擦り込み、グリルしたものを真空低温調理で柔らかくしっとりと仕上げています。パンチェッタの製法を取り入れ、豚の旨味を引き出しています。 とんこつラーメンと人気を二分するもうひとつの看板メニューは、イタリアンのテイストが盛り込まれた、ミラノ本店でも人気の「ペペロンチーノ和え麺」。いわゆるパスタのペペロンチーノとは違い、唐辛子(ペペロンチーノ)がふんだんに使われたスープのない和え麺。和え麺専用の中太麺をオリーブオイル、和風だし、唐辛子、醤油ダレと和え、カリッと焼き揚げた鶏肉、生ホウレン草、もやし、ネギ、糸唐辛子をトッピング。具材と麺とのハーモニーをお愉しみいただけます。味にうるさいミラネーゼも認めた逆輸入ラーメン。「CASA LUCA」の新感覚ラーメンを、ぜひ横浜で試してみてくださいね! INFORMATION店舗名:イタリア・ミラノ「CASA LUCA」場所:新横浜ラーメン博物館館 地下2階オープン日:2015年5月29日(金) ※1年半の期間限定出店
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