$ 0 0 【ロンドン=内藤泰朗】第二次大戦末期、日本近海で神風特攻隊の攻撃を受け父親を失った英国人の遺族が、“敵”である特攻隊員の子孫を捜している。彼らに会って心から和解し、自らの「戦争」に終止符を打ちたいと思ったからだ。多くの人が犠牲となった大戦の終結から70年の今年、互いの国のために戦った世代に敬意を表し、一緒に平和を祈る“友”になりたいと願っている。 「カミカゼ・パイロットの子孫に会いたいと思うまでには、いくつか不思議なことがあった」...