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■安心できる天気や時間帯は基本的にはゼロ! 紫外線対策、夏の日差しが強い時はしっかり行うけれど、春先や曇りなどの日は手を抜きがち……そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか。紫外線対策が365日必要なのには理由があります。 紫外線は晴れの日だけでなく、曇りや雨の日でも降り注いでいます。紫外線は雲を通過し、地表までしっかり届き、雨雲の時で快晴日の20%~30%、薄曇りであれば50~80%ほどと言われています。 では太陽が沈みかける夕方なら、大丈夫? これもうっかり焼けをしてしまう原因です。シワやたるみなどの光老化を引き起こすUVAは、朝から少しずつ増え続け、正午前後がピークとなります。そのまま夕方にかけてもあまり減らないので、1日通して日やけ止めなどの対策が必要に。 もう1つ注意すべきは、散乱光です。日蔭にいるから大丈夫も、うっかり焼けにつながります。太陽から出た紫外線は、空からまっすぐ降り注ぐ直射光と、空気中で広がる散乱光の2種類があります。アスファルトや建物などにぶつかってできる散乱光は、紫外線全体の約60%とも言われ、直射日光を浴びていなくても、肌には確実に紫外線が届いてしまうのです。 ...