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黒人教会で乱射、9人死亡=白人男が逃走、憎悪犯罪か―米

【ニューヨーク時事】米南東部のサウスカロライナ州チャールストンの黒人教会で17日夜(日本時間18日午前)、若い白人の男が銃を乱射し、礼拝中だった信徒ら9人が死亡した。米メディアによると、市警は21歳の男を容疑者と特定。防犯カメラに写った男の画像を公開し、行方を追っている。 動機は不明だが、警察当局は人種的偏見に基づく「ヘイトクライム」(憎悪犯罪)との見方を示した。チャールストン市のライリー市長は「最も許し難く、最も信じ難い行為だ」と非難した。 事件が起きたのは、1816年に創設された主に黒人が通うエマニュエル・アフリカン・メソジスト・エピスコパル教会。米国で最も古い黒人系教会の一つで、指導者が黒人奴隷蜂起を計画したことでも知られる。1891年に建築された現在の建物は歴史的価値があるとされる。 この教会では、公民権運動の黒人指導者、故マーティン・ルーサー・キング牧師が演説したこともある。キング牧師を記念する団体「キング・センター」はツイッターで、訪問時の写真を掲載するとともに「キング夫妻の精神と哲学にのっとり、われわれは人種差別、憎悪、戦争、暴力に反対する」と述べた。 ...

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