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男女のリアルな生活&恋愛事情を取材し、すぐに実践できるテクニックをお届け。恋に効いて素敵に変身できる「恋愛サプリ」。いい女は、普段のちょっとした心がけで作れますよ。 美人とつきあっても楽しくない? 友人のAくんは、34歳・会社経営・イケメン......となにもかもがそろった独身男性。当然ながら、Aくんの周囲には常にきれいな女性たちがウロウロしています。 モテ男ゆえ「彼女」が途切れたことがないのですが、でもどの恋も「長続きしていない」。 理由は、「なんだか、教科書通りの女性が多すぎて、刺激を感じることも成長を実感することもないんだよね」とのこと。 モテ男・Aくんの周囲には、「きれい・かわいい、スタイル抜群」の女性たちが集まってくるので、「女性=美」というのは当たり前。 それなのに「交際してコミュニケーションが深まるほどに、『なんだかつまんない』と感じてしまうのは、自分が至らないからかも」と言うのです。 合わせすぎると興味を失う Aくんはなぜ「つまらない」と感じるのか? 彼は「すべて自分に合わせて」なんて言う、了見の狭い男性ではありません。むしろ気遣いのある人。 でも、Aくんの周囲にいる女性たちは、気を引くために「自分をなくしてまでAくんに合わせている」ようなのです。 たとえば、料理や家事を完璧にやってみたり、毎回Aくんのスケジュールに合わせてデートしたり。 「それのどこかダメなの?」と思いますよね。ところが「『自分がどうしたいのか』があまりにも見えないと、その人のことを『知りたい』と思う欲求がなくなってしまう」のだそう。 たとえば「どこ行きたい?」と聞いても、毎回答えは「Aくんが好きなところ」。映画や本の好みも「Aくんの好きなもの」。 そうやって合わせてくるばかりでなく、本当は異なる趣向について激論を飛ばしたり、一歩も譲らないこだわりを見せてほしいのだとか。 「自分らしさ」が武器 「ね? 要するに、ボクがわがままなんだよ」とAくん。いやいや、なんとなくソレ、わかるよ うな気がします。 会話や行動のその先まで「相手が何を言うか、どうするかがすべて想像できてしまう」なんて、確かにつまらないもの。 多少スリリングなやりとりがあったとしても、そのことで化学反応が起きて、お互いを成長させることだって多いにありうるから。 きれいでかわいいのは当たり前。それプラス「自分だけのスペシャルなこだわり」を武器にしないと、理想の彼の心を本当の意味でつかむことは、なかなか難しいのかもしれませんね。 Pretty young woman image via Shutterstock